Takashi Numazawa
ただ、住まいから近く、お小遣いからも出せるチャージだし、そんな理由だった。
ちびとベビーがいてあまり夜は家をあけていない自分だけど近いおかげでライブに行けるというもの。ありがたや。
そして、何年かぶりの沼澤尚さま。
ハモンドオルガン奏者の河合さんとのDUO。
(ぶろぐ Hammondバカ一代)
前情報なしで、行ったらなんとドラムにマイクは無し。
そして、ライブハウスの中心がステージでその周りに客席があるタイプ。開演ぎりぎりだったので自分は、スタンディングだったけど、その方が本望なので良し。座って聴きたい音楽ってそんなにないのだ。クラッシックくらいかな?
セットリストは忘れちゃった。ジャズのスタンダードとジミースミスの曲と河合さんのオリジナルを何曲か。
以下、備忘録的メモ。
- 一発目の音を聴いてハッとした。今まで聴いたことない沼澤サウンドだった。つまり初めて耳にするマイク無しの音だった。カイーン!と楽器自体が響く音など。これで一気にアガル。
- シンバルの音色は、それほど印象は変わらなかった。
- ハイハットにはシズルが2、3個ついていた。
- ファンキーな曲で強めにスネアを叩いた時に、ぎょっとした。なぜか「ぎょっとした」が適切だった。あの沼澤サウンドだったから。耳でなくみぞおちあたりで感じるあの響き。その曲までは、あの音を鳴らしていないだけだった。スネアだけでなく力強く叩いた時の音がやばい。
- 全体のシルエットは、まるで走っているかのようだった。椅子が高く少し前傾で(に見えるだけか?)フィジカルの質の良さを感じる。
- あらためてリストの強さも目の当たりに。
- スティックは、先端が樹脂の小さめのやつだと思う。
- ブラシは、やはり樹脂製の。
- 全体的に、あまりバスドラのサウンドを意識しなかった。そのようにセッティングしていたのか、小さく踏んでいたのか。
- ハイハットの踏み方。踵の使い方が参考になった。継続的にちっちと踏むような時は、踵でやってた。
- バスドラワークは位置的に見えなかった。
- MCの河合さんのハモンドオルガンの解説はかなり面白かった。
- たいていこういうライブって飽きる曲があるんだけど、全くなかった河合さんの表現力は素晴らしかった。沼澤ファンだからということ抜きにして全く飽きなかった。
- ドラムをまた叩きたくなった。けど、ドラムをやっても沼澤さんとは共演できないからギターとかを練習していつか共演したいなどという若い心がちくちくと芽生えてしまった。一番できるのがギターだから。けどギター人口って多いんだ。ニッチな楽器のスペシャリストになったほうが道は開けそうだ。歌じゃだめだしなあ。シンガーソングライターでギターが弾けてっていうのが一番可能性ありそうだ。とかいって生活に追われてあっという間なんだけど。
- また行きたいライブハウスだった。
- できれば、かまやつひろしと一緒にやってるバンドを観たい。
- ハモンドオルガンのアンプから出力される音と生ドラムの共演の音のバランスはすごく良かった。元来、小さいライブハウスだとそういうものなのだろうけれど。なんだか今日は新鮮に感じた。よくよく考えたらjazzのライブだってたくさん見てるのに。
- つまりドラムだけに集中しているとマイク無しならではの色んな音は聞こえるんだけど、意識を全体にうつすと、ひとつの塊となって聴こえるわけで、生楽器臭がしない。そういう演奏だった。マーベラス。
過剰書きすぎるし、まとまってないけど。
まあいいんだ。読み返している時間もないし。
一人にだけはお知らせする予定だけど。